動画編集は独学で十分?発信か案件かで変わる|1年以上独学した元力士の体験談
動画編集を独学で始めたいけれど、本当に一人で身につくのか不安。そんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
私は元大相撲力士です。引退後にYouTubeを始め、1年以上、ずっと独学で動画編集をしてきました。企画から編集まで一人で、57本の動画を作りました。動画編集の案件を受けたこともあります。
この記事では、独学で困ったこと、独学で身についたこと、身につかなかったことを、そのまま書きました。
結論から言うと、独学で十分かどうかは、目的で変わります。自分の動画を発信したいなら、独学で十分です。動画編集の案件をもらって稼ぎたいなら、独学だけでは遠回りになりやすいです。
この記事を読むと、自分の目的に合った学び方と、独学で始めるときに知っておきたいことが分かります。
独学で十分かは「発信したいか」「案件をもらいたいか」で変わる
1年以上、私はずっと独学でした。操作は、YouTubeの解説動画を見ながら覚えました。
やってみて分かったのは、目的によって、独学で足りるかどうかが変わるということです。
| 目的 | 独学で十分? | 理由 |
|---|---|---|
| 自分のコンテンツを発信したい | 十分 | 大事なのは発信すること。1年以上、独学で57本作れた |
| 動画編集の案件をもらいたい | 独学だけでは遠回り | 調べても分からない表現は、クライアントに代わりの案を出すしかなかった |
自分のチャンネルの動画を作る分には、独学で困りませんでした。大事なのは、まず発信することだからです。
操作の覚え方は、プレミアプロ初心者がカットとテロップから始める方法をまとめた記事に書いています。
独学で一番困ったのは、調べても答えが見つからないこと
独学で一番困ったのは、そもそも単語の意味が分からないことでした。
調べようにも、何という言葉で検索すればいいかが分かりません。調べても、ネットに情報が見つからないこともありました。
聞ける人がいれば数分で分かることに、2〜3時間かかることもありました。数日かかったこともあります。
どうしても解決しないときは、こうしていました。
- 自分のYouTubeの動画:その表現をあきらめる
- 動画編集の案件:クライアントに代わりの案を出して、検討してもらう
基本の作業で困ることはありませんでした。ただ、細かい表現になると、一人では答えにたどり着けないことがありました。
独学では身につかなかった「再生される動画の作り方」
操作は、調べればある程度覚えられます。身につかなかったのは、次のようなことです。
- どういう動画が再生されやすいのか
- 視聴者が飽きないように、数秒に一回は画角を変える
- 効果音の入れ方
- 喋りの間を、どれくらい取るか
どれも、手順を覚えれば済むものではありません。「どう見せるか」という感覚の部分です。
一番の近道は、うまくいっている人に聞くことだと思います。私は聞ける人がいなかったので、最終的には次の2つで補いました。
- 自分で投稿して、数字を見る:どの動画が再生され、登録につながったかを確かめる
- 同じ系統で再生されているチャンネルを研究する:画角の変え方や間の取り方を見る
自分の数字の見方は、YouTubeショートで登録者が増えない理由をデータで比べた記事でも紹介しています。
独学を1年以上続けられた理由
やめたくなったこともあります。
企画・撮影・編集を、いつもより凝って作った動画がありました。時間もかけました。それなのに、ほかの動画より全然再生されませんでした。
それでも続けられたのは、「YouTubeは最低でも50本は上げ続けることが大事」と聞いていたからです。週1本のペースで1年間、と考えて投稿を続けました。
独学で始めるなら、まずは1本作り上げる
これから独学で始める人に、最初にすすめたいことは1つです。
まずは、自分で1本の動画を最後まで作り上げることです。
分からないことは、YouTubeの解説動画で調べました。AIに聞くこともありました。完璧を目指すより、1本を完成させることが先です。
スクールを考えたこともあった
正直に言うと、当時スクールを考えたこともありました。行かなかった理由は2つです。
- お金がなかった
- 最初はYouTube配信だったので、編集のクオリティが高くなくても、中身で勝負できると思った
自分の動画を発信するなら、この判断は間違っていなかったと思います。
ただ、動画編集を仕事にしようとしたときは、聞ける人がいないことで遠回りしました。くわしくは、動画編集の副業が稼げなかった理由をまとめた記事に書いています。
まとめ|発信なら独学、案件で稼ぐなら聞ける人を
- 独学で十分かどうかは、目的で変わる
- 自分の動画を発信するなら、独学で十分
- 独学で一番困ったのは、調べても答えが見つからないこと
- 「再生される動画の見せ方」は、自分の数字と、伸びているチャンネルの研究で補った
- 独学で始めるなら、まず1本作り上げる
まずは1本、自分の動画を最後まで作ってみてください。
